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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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オススメ度 4.8点
現在、5408件のレビューが投稿されています。
自筆「源氏物語」の「夕霧(ゆうぎり)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。夕霧、女二の宮 落葉の宮 素早く 朱雀天皇の皇女 に後朝。
「夕霧の巻」の主人公「夕霧」は、国宝「源氏物語絵巻」の中に柏木を見舞う柏木として描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。横萩一光 唐松画 仁清写 大平棗 共箱 / 茶道具 陶器 陶筥。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。【睦】 二代六兵衛 湯冷まし 茶道具 骨董 共箱■。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。名家 蔵出し 初だし 時代 京焼 平安春峰 陶磁 茶心壷 六角 6角 染付 茶入 茶道具 煎茶 古美術 骨董。現在の今上天皇と系譜がつながっている。【游】京焼 [真月庵 平安栞石] 青華 唐花紋 茶心壺 | 染付 茶入 茶壷 煎茶道具 清風与平 香山 陶山 蘇山 幹山 竹泉 須田青華 昭阿弥。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。江戸後期 名工【三代】華中亭道八 高橋道八 道八 御本立鶴茶碗 京都 清水焼 骨董 古道具 古美術 アンティーク 箱付き。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。★平安 紫雲造【京焼 水注 共箱】ワレカケなし! 橋本紫雲 長さ26.5cm 胴径16cm 高さ17cm 行之行台子用無地水注 茶道具 茶器。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。【茶】茶道具 真葛焼 宮川香斎作 若松の絵 蓋置 真葛香斎。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。平安春峰 染付 水次 水注 煎茶道具 【2-b】。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。茶道具 白竹茶杓 銘:蝉しぐれ 前大徳寺福聚院 佐藤朴堂 花押 茶杓師 影林宗篤。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。【八八八】平安陶工 三浦竹軒 青華 算木式 四方 巻葉筒 ◆共箱 喫煙具 莨具 煙草入 巻煙草 【w-039】。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。京焼 在銘 『輝』 三代 佐々木輝夫 織部亀甲繋文水注 高さ31cm×直径16cm 重さ1830g [骨董 日本美術 茶器 茶道具 水注 伝統工芸品 ]。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。e600 技工名品 廣永窯 名工 坪島土平 あんなん 安南 皆具 替蓋 共箱 栞付 水指 建水 杓立 蓋置 未使用 美品 煎茶道具◆師)川喜田半泥子。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。E236●三代・三浦竹泉【倣古青華牧童図茶碗】茶碗 4客セット 染付 青花 茶杯 煎茶碗 煎茶道具 茶器 共布 在銘 共箱 総重約:210g 現状品。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。【八八八】琴浦窯 和田桐山 御本手 金銀 松葉 蓋置 ◆共箱 共布 茶道具 【w-010】。また、各巻ごとの書かれた年については不明。【政】33177 ☆茶道具☆古銅水注 瓔珞 水差 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗 骨董。従って、応永五年とは、書き始めの年である。淡海ぜぜ 陽炎園 膳所焼 鑓鞘写茶入 共箱 茶道具 保証品。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 染付 三宝蓋置 紫翠窯 西村徳泉 共箱入り。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。【41】【併売・店頭引取可】桶谷定一 瓢形茶入 箱書き付き 仕覆付き 薄茶入れ 高級 陶磁器 茶道具 作家作品 伝統工芸 長期保管品。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。茶道具セット。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。【八八八】平安 橋本城岳 金襴手 赤蜻蛉 蓋置 ◆共箱 茶道具 京焼 清水焼 【w-012】。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。★京焼 万代草山作【飾壷 紙箱入り】正絹網・紐3本・口覆(荒磯)・口紐付き 胴径19cm 高さ27cm 茶道具 茶器。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。【風流庵】 『新品』 信楽焼 ★ 手付 火消壷{小} 紙箱。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。茶道具『黄交趾 「瑞豊」在名 菊花鉢 (径18.5cm)菓子鉢』交趾焼 京焼 懐石 割烹 和食 伝統工芸 時代 中国 唐物 茶事 茶会。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。楽九代 了入 黒蓋置 裏千家十一代 玄々斎花押 v662。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。【名品】 蓋置 貫入 落款あり 薩摩焼 ?茶道具。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。古余呂技窯 川瀬竹春 造 緑釉水玉文 蓋置 共箱 茶道具。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。茶道具 茶壷 茶壺 飾壷用飾紐 結紐 (1) 茶道 28-6714。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。初出し品 京焼 茶入 桶谷定一 茶道具 肩衝 共箱 ★広島発送★。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。平安 手塚桐鳳(造)仁清写 色絵七宝文三宝蓋置 約6㎝ 京焼 共箱 茶道 陶磁器 未使用 z5801o。
出品した「源氏物語」は夕霧(ゆうぎり)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。★☆高取 茶入れ 楽山造 仕覆 2点 共箱 牙蓋 風 略未使用 茶道具 茶道☆★。「夕霧」の巻名は、夕霧が柏木の正室(朱雀院の姫君・女二の宮)落葉の宮に書き送った和歌「山里のあわれをそうる夕霧に立ち出でん空もなき心地して」による。現代の名工 中村翠嵐(造)交趾釉松透蓋置 共箱 共布 京焼 茶道具 現代工芸 未使用 z5795o。源氏の君と葵の上の長男・夕霧は、病にふせる柏木を見舞う場面は、国宝「源氏物語絵巻」に美しい画像として描かれている。茶道具『河合誓徳作 花影皿(径22、7㎝)在銘「誓徳」日展評議員共箱』青磁陽刻花文高坏型皿 師:清水六兵衛 芸術院会員 茶事 茶懐石。柏木は、自分がなきあとの正室・女二の宮(朱雀天皇の皇女)の行く末を案じ、友人の夕霧に遺言として女二の宮の後事を託す。源氏の君と親友の頭(とうの)中将が愛した美しい夕顔の君とをめぐる恋の物語「源氏物語」夕顔の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道30-B。柏木なきあと、落葉の宮と称される女二の宮の世話をするために法事の世話などの用事にかけつけて落葉の宮をあう。茶道具 茶壷 茶壺 網 (2) 茶道 28-1813。そこで、恋心がつのった夕霧は、落葉の宮との結婚を願うようになる。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 浅黄交趾 瓢透し 真葛(宮川)香斎 共箱入り。夕霧と会う落葉の宮を心配する母の一条御息所は、心配のあまり夕霧に手紙を送る。茶道具 茶箱 三ツ組仕服 正倉院 鴛鴦紋 (1) 茶箱用 三つ組仕覆 茶道 t ms2027-03。だが、その手紙は夕霧の正室・雲井雁の発覚によって夕霧に渡ることはなかった。『新品』 平安・笹田有祥作 利休丸壷 唐物大名物写茶入 桐共箱。娘・落葉の宮の出家の希望を聞いた父・朱雀院(前朱雀天皇)は、一条宮の邸に連れ戻される。茶道具 丹波焼 茶入 清水 千代市 作 仕服 十色間道 茶道 16-5320。しかし、夕霧の希望により落葉の宮との対面の機会が生まれ、二人は婚儀を行なう。茶道具 瀧浪写 茶入 清閑寺窯 作 茶道 16-4502。源氏の君と紫の上はこれも運命と考え忠告するのを控える。茶道具 赤膚焼 奈良絵 蓋置 古瀬 堯三 作 茶道 9304731。夕霧と結婚した落葉の宮は、その後、多くのこどもを授かり幸福な時を過ごす。京焼 茶道 三浦竹泉 竹泉 五世 蓋置 色絵 山水 口径:約6.1cm。
自筆上部の「人非木石皆有情」人木石に非ざれば皆情あり「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。永楽妙全 網文 盃洗 ( 十四代室 永楽善五郎 千家十職 染付 杯洗 )。夕霧の巻の一節「岩木よりけになびきがたきは、契りとうてにくしなど思うやうあなるを」の一文による。茶道具 茶箱 三ツ組仕服 正倉院 鴛鴦紋 (2) 茶箱用 三つ組仕覆 茶道 t ms2027-04。夕霧の巻の原詩は「木石」であり、夕霧の巻は「岩木」であるが、古来「白氏文集」に由来されているとされる。茶道具 茶箱 御所籠 色紙点 仕服セット 萬葉華紋 茶道 t 注)巾箱の裏地が色違いとなっています。 ms2027-22。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。茶道具 茄子 茶入 笹田 仁史 作 仕服 東山金襴 茶道 16-5309。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
「夕霧」の巻は英文で「Evening Mist」と表記されます。茶道具 のんこう写 炉用 灰器 園部 玄哉 作 茶道 05-6519。
《原本上部に「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)漢詩の落款が押捺。C09368 白井半七 槍梅之図 蓋置:真作。夕霧の原文に引用されている。青磁 蓋置 堀内宗完 共箱 茶道具 ★岡山発送★(広島発送品同梱不可)。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。木村盛和 希少 赤天目 茶入 仕覆 金剛金襴。)
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。茶道具 茶箱 御所籠 色紙点 相生袋 へだて付 茶碗包 茶道 t ms2027-10。
自筆上部の「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。茶道具 茶箱 御所籠 色紙点 仕服セット 天平段紋 仕覆 茶道 t ms2027-14。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。茶道具 茶箱 御所籠 色紙点 仕服セット 法隆寺 獅子狩紋裂 茶道 t ms2027-16。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。遠州流 吹墨切子蓋置 十三代 小堀宗実 極め ( 小堀宗慶 大祥忌 )。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。茶道具 膳所焼 肩衝 茶入 陽炎園 作 (2) 仕服:花兎段紋裂 茶道 16-7305。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《原本上部に「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・夕霧の原文に引用されている。茶道具 茶箱 三ツ組仕服 金モール 茶箱用 三つ組仕覆 茶道 t ms2027-02。》
《うしろ》・・・・・やすきものを。【波】煎茶道具/京焼 古清水焼のレトロで重厚な”京薩摩茶器揃”。思はすなりける世かな」
と、うち嘆きて、「例のやうにておはしまさは、物こしなとにても、
思ふことはかり聞えて、御心破るへきにもあらす。茶道具 白檀紙 釜敷 (3) 山崎 吉左衛門 製 茶道 紙釜敷 05-6529。あまたの年月をも、
過くしつへくなむ」なと、つきもせす、きこえ給へと、
「猶、かゝるみとれにそへて、わりなき御心なむ、いみしうつらき。B20572 平安 寄神崇白造 臼型蓋置 185g。
人の、聞き思はんことも、よろつに、なのめならさりける、身の憂さをは、
さるものにて、ことさらに心憂き、御心かまへなり」
と、又、いひかへし、うらみ給ひつゝ、はるかにのみもてなし給へり。茶道具 白檀紙 釜敷 (1) 山崎 吉左衛門 製 茶道 紙釜敷 05-6527。
さりとて、「かくのみやは。お茶道具 京焼仁清写 竹 菓子鉢 晴香造。人の、きゝも・・・・《らさむことも、ことわり」と》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。茶道具 色絵 糸巻 蓋置 高野 昭阿弥 作 茶道 46313657。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《夕霧、月明かりの下で恋する女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)とご対面》
《夕霧、恋しい女二の宮(朱雀天皇の皇女)からのお手紙の返事をお待ちになる》
《女二の宮(朱雀天皇の皇女)一条邸の部屋にこもる》
《(女二の宮付少将)「こうしてあなた様(夕霧)との御仲が不都合にも世間に
知れわたってしまったようでございますのを、
やはりたいそう困ったなさりかただと存じあげておられるのです」
と大将(夕霧)に申しあげる。B05413 白井半七 田家雲ふた置:真作。大将(夕霧)は、
(夕霧)「わたしの宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)に対する気持は
世間の男とは格別なのですから、》・・・宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)は、
お気づかいなさらなくてもよいのに。B16725 四世一ノ瀬宗辰 南鐐 勝虫蓋置 76g:真作。まったく心外なことになりました」
と嘆息をもらしになる。C07942 中村秀峰・一ノ瀬宗辰 他 蓋置3点セット:真作。そして、
(夕霧)「宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)が、いつものお部屋にいらっしゃるのでしたら、
物越しでなりと私の考えだけでもお耳にお入れして、それ以上にお気持にそむくようなことはいたしません。茶道具 薩摩 鉄線絵 蓋置 磯御庭焼 作 茶道 t 46313669。
どんなに長い年月でもお待ち申すことにいたしましょう」
などと、大将(夕霧)はいつまでもお訴え申される。茶道具 仁清写 鴛鴦 香合 御室窯 作 桐箱入り 茶道 t 9304719。
けれど、宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)は、
(女二の宮・朱雀天皇の皇女)「やはりこうして心を取り乱しておりますところへ、ご無体なお気持で
いらっしゃる大将(夕霧)がたいへんはずかしゅうございます。茶道具 楽焼 サンタクロース 香合 伊東 桂楽 作 桐箱入り 茶道 t 9304673。
世間の噂(うわさ)や思惑もすべて人並はずれて不運な私の身の上と思われますが、
それはそれとして、とりわけ情けないのはあなたのお心ぐみでございます」
と、またお断りのうらみ言をおっしゃっては、大将(夕霧)をまるで寄せつけようともなさらない。B15315 三浦竹泉 南蛮建水箱に入る焼き物。
大将(夕霧)は、
(夕霧)「そうかといって、いつまでもこうして・・・・・《ばかりもいられはしない。茶道具 鶴丸 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304727。
人があれこれと取り沙汰するのも無理はない」》
備考・女一の宮(今上天皇の皇女)の母は明石女御。C09102 清閑寺祥平 色絵金彩七宝草花画 利久皆具:真作。紫の上は女一の宮(今上天皇の皇女)を養育している。茶道具 出雲焼 灰器 炉用 長岡 空権 造 茶道 t 9304875。
備考1・備考・宮(朱雀天皇の皇女・女二の宮)からのお手紙(実際には母君の代筆)を、雲居雁(夕霧の正室)に奪われた夕霧が理由をつけて取り戻そうとする。茶道具 古瀬戸写 肩衝 茶入 山口 錠鉄 作 仕服 江戸和久田裂 桐箱入り 茶道 t 46321398。
備考2・落葉の宮は、朱雀帝と一条御息所の皇女で、柏木の正室。茶道具 浅黄交趾 三つ人形 蓋置 中村 翠嵐 作 茶道 t 46313663。柏木は生前、友人の夕霧に落葉の宮の行く末を遺言として託していた。茶道具 仁清写 水紋透 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304728。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。茶道具 蓋置 三ツ兎、 京焼 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。
《Evening Mist (夕霧)》
She can keep curtains between us if she insists.
I am prepared to wait years and years."
His petition was lengthy but unsuccessful.
"It is unkind of you to add to my troubles," she sent back.
"The rumors are sensational.
They make me unhappy, but I must grant that they are well founded.
Your behavior is indefensible."
He must act.
The rumors were not at all surprising,
and he was beginning to feel uncomfortable before these women.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《夕霧》
我一心不乱地亡母超度。T10521 染付冠手火入 壱對 総重量790g:真作。’的心很决。茶道具 唐銅 河童 蓋置 金谷 宗林 作 茶道 t 46313662。
大将来,深恐外无人不知,
公主也非常担心。茶道具 大淀焼 お願い兎 香合 松林 玄衛 作 桐箱入り 茶道 t 9304702。”夕霧答道:“我的用心与人不同,
决不做非礼之行,想不到如此受人冷遇!”
他一声,又:“只要公主肯在日常起居室中接我,
隔着屏幕也好。利休丸壷茶入 曉窯曉山 共箱 茶道具 美品。我只指望把心事一番,决不反公主之意。【游】[二代 真清水蔵六(1861-1936)] 青磁 茶入 [三代 蔵六識] | 茶心壺 茶器 清風与平 香山 陶山 蘇山 道八 幹山 竹泉 須田青華 昭阿弥。
叫我等待多少年月,都无不可。平安大示 手塚大示 浅黄交趾独楽喰籠★裏千家鵬雲斎花押★a636。”
他再三要求,絮聒不休。B06462 永楽即全 独楽模様土器形菓子器 無適斎:真作。公主命侍女答道:
“我已困不堪,要无理求,在太狠心了。茶道具 仁清写 蜻蛉 六角 蓋置 手塚 石雲 作 茶道 t 9304740。
世琢,我身不幸已,且不。茶道具 仁清写 福槌 蓋置 宮川 香雲 作 茶道 t 9304744。又如此用心,
怎不教人痛恨!”越夕霧,只想而避之。十三代 紀太理平 造 染付 山水皆具 共箱 検)武者小路千家 理平焼。夕霧想道:
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」夕霧の巻の末尾(原本番号73-A)の押印。茶道具 仁清写 分銅 蓋置 宮川 香雲 作 茶道 t 46313666。
左端の2つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。茶道具 赤楽 鬼瓦 香合 通次 阿山 作 杉箱入り 茶道 t 9304674。冬姫は内大臣・通誠の養女。仁清 片口菓子器 P85-1。
冬姫は通称。B16816 蓋置置き・置物11.点セット:真作。正式な名は伊達貞子。茶道具 高取 丸壺 茶入 高取 八仙 作 仕服 定家緞子 桐箱入り 茶道 t 9304830。左端の写真は「夕霧の巻」末尾の拡大写真。茶道具『桑茶箱セット10点まとめて』在銘「仁清」含む野点セット 茶事 七事式 表千家 裏千家 武者小路千家 千家十職 お茶会。
左上は、「人非木石皆有情」の印。茶道具セット 茶道具 1。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道22-B。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。万古焼 染付祥瑞 皆具 台子 長板 水指 杓立 建水 蓋置。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(夕霧の巻)MRI 39―63B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「夕霧の巻」主人公・夕霧の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧。【風流庵】 『火捲れ有』 平安・崇雲作 ★ 真塗 眉風炉 (尺1) 紙箱。
病床の柏木を見舞う夕霧。三浦篤 (二代三浦竹軒) 「瑠璃釉 金襴手 龍鳳凰麒麟紋 輪花式 盂」 共箱 共布 栞付き 鉢 煎茶道具 三浦竹泉。左が柏木、右が夕霧。茶道具 蓋置 色絵 三つ蝶、 京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。M2-618◆茶道具 肩衝 茶入 平安万代喜山作流釉 約5.5cm×9cm ◎茶道家より引取品。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)の漢詩文の落款が押捺されている。●【未使用】京焼 万代草山作 肩衝茶入 茶道具 蓋 専用袋 共箱付き 濃茶抹 野点【20373791】。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。染付格子草花之絵 水注 清水焼 茶道具 煎茶道具。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。C01784 丕俊 不白好茶通箱 不式庵川上閑雪書付:真作。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「時代 茶道具 風炉 五徳付き 時代木箱入り 京焼 雲華焼 陶印有り 直径35cm 高さ20cm」雲火焼・風炉・風炉釜。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。茶道具 蓋置 色絵 糸巻、京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。茶道具 蓋置 色絵 三ツ鳥居、京焼 高野昭阿弥作、共箱■新品■。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。短冊箱 茶箱揃え 茶道具 一式 茶事 茶器 茶会 煎茶道具 茶器揃 茶碗 棗 水指 コレクション 陶器 120サイズ。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。[大幸] 乾山造 染付「菊花画」三足面取湯冷し 良品 煎茶道具 白磁 煎茶器 煎茶具 古玩。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。茶道具 蓋置 葡萄(ぶどう)棚、 京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。撮影後、展示のために再表装をしております。茶道炭 炉用小箱 初炭3手前 / 2セット。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。【TS30421】松楽 赤楽 するめ瓦 共箱 雀瓦 夜咄道具 露地行灯 座敷行灯 茶道具★。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。茶入れ■利休丸壷写 大名物(万代屋宗悦)鶴首 仕袋 藤種純子 濃茶 切り共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。30531/○桶谷定一 瓢形茶入 共箱 京焼 仕覆付 茶器 茶壺 茶道具。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。鶴大皿仁清写し No.37。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。真葛 宮川香斎(造) 千切形松葉文入り蓋置 共箱 茶道具 未使用 陶磁器 京焼 y0147。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。〔楽布〕P21312 河井武一 辰砂魚紋角壷 茶道具 古民藝 店。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。【伊東桂楽】 ぼんぼり 蓋置 共箱 雪洞 雛祭り 桂窯 寄神崇白 檜垣青子 茶道具 新品。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。西村徳泉 色絵 七宝散し 蓋置 共箱 京焼 水屋道具 茶道具 未使用 画像10枚掲載中。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。雪華】 茶道具 真葛 宮川香斎 ルリ祥瑞 鶴亀 蓋置 共箱 【 表 裏 千家 而妙斎 即中斎 坐忘斎 鵬雲斎 永楽 善五郎 即全 翠嵐 徳泉 】。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。【茶】人間国宝 藤本 能道 赤絵 金彩 蓋置。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。【茶】官休庵 有隣斎 竹絵 蓋置 茜窯。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。飴釉菓子器 吉向松月窯作37ccad。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。吉向十三軒(造)黄交趾古鏡香合 共箱 茶道具 香道具 資料付属 京焼 吉向焼 銅鏡 y0869。母は後水尾天皇皇女女二宮。十月、宮(匂宮・今上天皇の皇子)が紅葉狩りを口実に宇治を訪問し舟下りを楽しむ・自筆「源氏物語」総角(あげまき)の原文・茶道54-B。実母は近衛家女房(瑤林院)。茶入れ■文琳型 糸切り高台 仕覆 桐共箱付 茶壷 お茶道具 古美術 時代物 骨董品 上物■。幼名は多治丸。眉山 花梨(癌杢) 茶筅筒 茶道具 野点 オイル仕上げ 23。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。平安 万代喜山 文珠 茶入 和久田金襴 共箱 茶道具。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。眉山 黒柿(国産) 昔ながらの茶筅筒 茶道具 野点 オイル仕上げ 24。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。九代 芹澤良憲(造)因久山平茶碗 桐箱 茶道具 現代工芸 陶磁器 古陶磁器 美品 遠州好 鳥取 z4380o。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。眉山 花梨(癌杢) 茶筅筒 茶道具 野点 オイル仕上げ 27。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。■楠廸庵■茶道具 花入 チョーク花模様花入 小峠丹山作 共箱。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。茶道具 蓋置 色絵 竹、京都 高野 昭阿弥作、共箱 新品。。
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