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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「香煙引到楚香処」白氏文集の有名な漢詩
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オススメ度 4.2点
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自筆「源氏物語」の「総角(あげまき)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。◎売切り◎ 口径15.7cm。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。朝鮮李朝時代 古白磁缶。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。李朝中期 熊川高麗茶碗。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。李朝塩笥壺 Y208。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。李朝 染付 石榴に鳥図 面取り徳利 箱付き。また、各巻ごとの書かれた年については不明。李朝 染付 銭・風景図 花瓶 箱付き。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。即決 李朝高さ16,7cm。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。黒高麗塩笥茶碗。◆錵◆3 李朝時代 白磁製 染付透筆筒 4点纏めて 朝鮮古陶 唐物骨董 [V207]SR/23.6廻/FM/(80)。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。うぶだし品 李朝 鶏竜山鉄絵徳利 古い桐箱付。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。◎売切り◎ 水滴 名あり。総角の巻は、源氏の君と女三の御子、薫の君と今上天皇の皇子・匂宮の恋物語を描いております。◎売切り◎ 高さ17cm。大君の意思を知った薫の君は中の君を匂宮(今上天皇と明石中宮の皇子)に紹介し結婚させようと考え、九月のある夜ひそかに匂宮を宇治に案内し、中の君と逢わせてしまう。【天目茶碗】★浅川伯教★ 共箱付き 【☆朝鮮陶磁研究家、彫刻家、朝鮮古陶磁の神様☆】。一方、薫の君の悲しみを人伝てに聞いた明石中宮は、「ここまで想われる女人の妹姫なら、匂宮が通うのも無理はない」と思い直し、匂宮に「二条院へ妻として迎えても良い」と認めた。白高麗茶入 東京旧家 伝来 仕覆付。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節である。時代 ★ 高麗刷毛目茶碗 ★ 時代箱 ★ 茶道具 ★ 検 李朝 時代 斗々屋 柿の蔕。紫式部が「若紫」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解したうえで、「総角」の中の「大君が父君の八の宮を呼ぶべき煙がほしい」という意味から総角の原文の中で、「人の煙にありけむ香の煙そ、いと得まほしくおほさるる」と書いていることから紫式部が「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の「反魂香(はんごんこう)」の漢詩に共鳴していることがよくわかる。古刷毛目茶碗 「雪月」古筆了仲 極めの逸品 r600。
《自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。B15547 安東五作 楼川窯 白磁茶碗 約252g:真作。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。李朝 青磁 李朝青磁 色絵 華の図 蔵出し 1客。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節です。小鉢 古染付 茶碗 李朝 中国 唐物 時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。★※★※李朝 鉄絵 辰砂 草花文 徳利★※★※。》
《おはしますに、はした》・・・なくおほ(思)さるゝにこそ」
「今、おのつから、見たてまつり馴れ給ひなは、思ひ聞え給ひてん」
なと、語らひて、「とく、うち解けて、思ふやうにておはしまさなん」
と、いふいふ、寢入(いり)て、いひきなと、かたはらいたく、するもあり。李朝染付分院花瓶。
我なから、あやしく、夢のやうにおほゆれと、
「なを、つれなき人の御けしき、いまひと・・・《たひ、みはてむ》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。李朝 小壺 塩笥茶碗にも 茶道具 花入れにも 華道具 陶磁器 古陶磁器 y0101。
なんの、これはきっと世間でよく言う、恐ろしい神様がお憑(つ)き申しているのでしょう」
と、歯のぬけた口をしていかにも無愛想に言ってのける老女の女房もいる。朝鮮鉄絵壺 陶器 焼き物 鉄絵 朝鮮 李朝 韓国。
ただお交際(つきあい)も疎くてお育ちのようですから、こうしたことにも似合わしく
姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)のことをお世話申されるお方がなくて
いらっしゃって、それできまりわるく》・・・・・お思いなのでしょう。D056 李朝 青磁 茶碗 径18センチ 高麗 朝鮮 韓国 蔵出 古玩 珍蔵。
中の宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)は、姉君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)と
いずれまさり劣りの分別もつけかねるほどみずみずしくお美しいこのお方のご様子を、
このままお別れしてしまうのは、誰のせいでもなく自ら招く結果とはいえ、物足りなくお思いであった。江戸初期 筋刷毛目朝鮮茶碗。
中納言(薫の君)は、我ながら合点のゆかぬ夢心地であるけれど、やはりあの薄情な
お方(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)のご意向を、もう一度・・・・《見極めたいとのおつもりで
気を落ち着けては、いつものように、お部屋を出て横になられる。中国 清代 香合 染付 青花 人物 時代保証 唐物。
《Trefoil Knots (総角)》
No, I can tell you what it is. She had a strange bringing up, that's all, way off here in the
hills with no one to tell her about things. Men scare her.
You'll see―she'll be friendly enough when she gets used to him.
It's bound to happen."
"Let's hope it happens soon, and something good happens to us for a change."
So they talked on as they got ready for bed, and soon there were loud snores.
Though "the company" may not have had a great deal to do with the matter,
it seemed to Kaoru that the autumn night had been quick to end.
He was beginning to wonder which of the princesses appealed to him more.
If, at his departure, his desires were left unsatisfied,
he had no one to blame but himself.
"Remember me," he said as he left Nakanokimi,
"and do not deceive yourself that she is someone to imitate."
And he vowed that they would meet again.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
,不知不地都睡着了。古小代 小代焼 窯変 徳利 唐詩画あり 朝鮮唐津 共箱。
薰君看了各有所的双美中一人的姿色,
自然而然地感到不能足。李朝 青磁 豆皿 鑑賞陶器 茶道具 アンティーク李朝 蔵出し 朝鮮陶器 1客。
他佛做了一梦,自己也得奇怪。李朝 青花花卉紋壺 古美術。
左の写真2枚が「源氏物語」総角の巻の末尾(原本番号88-B)右面と左面の押印。井戸茶碗 茶道具 梅花皮 木箱 共箱 白 萩焼き 鬼萩焼き。◆錵◆ 李朝時代 鉄絵蓋物 14cm 朝鮮古陶 唐物骨董 [S155]S/23.9廻/OD/(80)。正式な名は伊達貞子。古い染付 香炉・灰入れ 0320Q4r運。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。杯台■李朝後期 祭器壷 中国古玩 貫入青磁 馬上杯 酒杯台 時代物 骨董■。
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。【金閣】李朝 高麗 白磁 瓢形 八方 瓶 旧家蔵出(FB27)。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【政】32542 李朝染付壷 壺 朝鮮 骨董 古物。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。。送料無料★saa05【茶道具★茶碗】鉄釉★沓形茶碗★無地の桐箱入★黒織部沓茶碗?。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。。【朝鮮美術品製作所】「染付筒描 莨 揃」 茶道具 莨盆 煙草盆 陶器 押印 台:紫檀 代表富田儀作 箱入 y92270638。母は後水尾天皇皇女女二宮。【送料無料】李朝 白磁台鉢 足付鉢 祭器 朝鮮 韓国 茶道具 焼物 入手困難 骨董 古美術 骨董 コレクション (茶道先生所蔵品出し) WWTT146。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。現代李朝白磁 完松 柳 宣永 李朝白磁陽刻線文蓋付壺。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。断捨離中 李朝暦手茶碗と 西村弘峰作棗 茶道 安値処分品。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。◎売切り◎ 口径10.3cm。薫と大君/匂の宮と中の君、動けば動くほどすれ違う二組の恋。
「総角の巻」の主人公は、源氏の君と女三の宮の皇子・薫の君と今上帝天皇と明石中宮の皇子・匂宮のきらびやかな恋物足りが描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。李朝 団龍・雲紋 御本手茶碗 箱付き。◆羽彰・古美術◆A1579 朝鮮古美術 朝鮮古陶磁 高麗 李朝時代 李朝白磁大壺。現在の今上天皇と系譜がつながっている。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。李朝飴釉面取壺 大壺 (李朝後期)。(粋) 李朝 木製餅型 (ハス紋)。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。李朝 青花 菊花文壺 古美術 朝鮮 高さ10cm 韓国 染付 小壺。李朝 瑠璃釉 鯛型 水滴 文房具 古民藝 李朝民藝 骨董雑貨。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。▲60Z932▲李朝民芸品・木製一刀彫亀彫刻置物・印章。李朝 染付 風景紋 水滴。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。李朝 飴釉 茶碗 銀縁 茶道具 抹茶碗 蔵出し アンティーク李朝 1客。李朝染付、丸形四つ耳付き花瓶(古木=梅花文)李朝時代、韓国。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。白磁 花瓶 李朝 高麗 朝鮮 徳化磁 箱。B 李朝染付水滴 磁器。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。李朝式 玉石に菊花模様柄デザイン 貴金属/ジュエリー/貴重品入 鍵付 ミニタンス(約20×15×32cm)専用桐箱入 アンティーク。李朝飴釉壺 保存箱 Y135。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。李朝 鯛型水滴 瑠璃釉 書道具 朝鮮美術。AKa7030◆隼◆李朝 白磁 花瓶 時代風化有 壺 花器 花入れ 高麗 朝鮮 中国 古玩 旧家蔵出骨董初だし。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。李朝時代 平茶碗 箱付 茶道具。李朝白磁 祭器 茶入。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。
出品した「源氏物語」は総角(あげまき)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。B07526 李朝平大盃:真作。◎即決◎ 水滴 直径10cm 模様あり。大君と中の君の姉妹は、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮を父とする。八の宮のなきあと宇治にこもる大君と中の君の姉妹のうち、大君との結婚を望む薫の君(母は、前朱雀天皇の皇女・女三の宮)は老女房の弁たちの手引きで大君の寝所に入るが大君は気配に気づき隠れてしまう。李朝 木偶 人形 置物 オブジェ 木製 木彫り。T09280 白磁小壷 115g:真作。しかし、母后・明石中宮に反対され、その後は身分柄思うように宇治を訪問することができない。大君と結ばれぬまま終わった薫は深い悲嘆に沈む。【骨董・茶道具】★李朝★★白磁透文双耳付香炉 dq061ugl. 分院 朝鮮半島。◆羽彰・古美術◆A3348朝鮮旧蔵 高麗磁 朝鮮古陶磁器 古高麗 李朝時代 李朝白磁青花松鶴銘文梅瓶。匂宮は、中の君を京の二条院に引き取る決意をする。
原本自筆上部に「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。朝鮮李朝時代 開片 八辺玉壺春形白磁瓶。(粋) 李朝 硬手 茶碗。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている。前漢の武帝王が美しい李夫人の死をいたみ「反魂香」を九華帳(漢王の寝室にかける,幾重もの花模様のついた,美しいとばり)の中で香を焚くと、美しい夫人の魂が煙に導かれ魂を呼び返してその姿を煙の中に夫人の姿が現われる。【 恵 #0907 】 雰囲気良き一品 李朝 高麗青磁 壺 花入れ 朝鮮美術 保管箱あり 検:花瓶/壺/花入れ。中国 清代 粉彩 成化年製 皿 箱 時代保証 唐物。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
「総角」の巻は英文で「Trefoil Knots」と表記されます。朝鮮 李朝 特大 香合 碗 花瓶 李朝 染付 鶴文 茶碗 塩筒壺 高麗 分院。【骨董・茶道具】★李朝★★白磁壷 dp035zb. 堅手 提灯壷。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の一節です。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている「白氏文集」の中の有名一節です。青磁 李朝 華の図 菓子皿 蔵出し アンティーク李朝 7客。李朝 辰砂 果物の図壺 箱付き。)
「自筆原本」
自筆右下の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。
自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。古い李朝箪笥 重厚な金具付 李朝家具 バンダチ 鍵付き 重厚な作りでかなり重たいです 李朝古民具。李朝徳利 YH142。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。c 李朝白磁牡丹文様四方水滴 李朝時代 朝鮮半島 磁器 / 書道具 筆記用具 白磁 染付 青花 呉須 色絵 青磁 両班 貴族。【千寿】朝鮮古陶磁 李朝 染付蘭梅図 壷 f23◆合箱/朝鮮美術/李朝/古美術/時代品/100014282。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節で「白氏文集」に由来するものです。李朝 粉引 徳利 古美術 朝鮮 陶磁器 高さ約13cm 韓国 一輪挿し。壷■李朝 分院手 白釉丸壺 時代物 水瓶 花器 ニュウ有り 染め 白磁壷 古玩 唐物 中国 古美術 骨董品 希少■。
「逢ふ人から」にもあらぬ、秋の夜なれと、程もなく明(あけ)ぬる心地して、
いつれと分くへくもあらす、なまめかしき御けはひを、人やりならす、
あかぬ心ちして、「あひおほせよ。いと、心憂くつらき、人の御さま、
見ならひ給ふなよ」なと、後瀬を契(ちきり)て、出(いて)給ふ。古玩 茶碗 ぐい呑み 盃 中国陶器 蔵出し アンティーク 李朝 1客。李朝 刷毛目鉄絵 草花文 徳利 朝鮮 韓国 陶器。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《桐壺天皇の皇子・八の宮の御子・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語》
《姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)、薫の君を妹の中の君に嫁がせたいと願う》
《(弁の君)「中納言(薫の君)と姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)のご縁談のことは別としても、
いつものことながら拝見するだけで老いの皺(しわ)ものびるような気持になるくらい、すばらしく、
しみじみと見とれていたくなる中納言(薫の君)殿のお顔だちやお姿でいらっしゃるのに、
姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)はどうしてああもよそよそしくお扱い申されるのでしょう。【 孫子三六計】工芸 家具 筆架 筆筒 (明 清 李朝)。◎売切り◎ 茶碗 刷毛目? 口径12.7cm。また、
(弁の君)「まあ、縁起でもない。どんな魔物がお憑きするものですか。★名品茶道具 【 黒高麗茶碗 】李朝 民藝 民芸 柳宗悦 『古美術 波兎 』★。古美術 朝鮮古陶磁器 李朝 染付 香炉 文房具 筆筒 底に直しあり 明代 時代物。
そのうちしぜんに、おなじみになられたら、お慕いする気持になられましょう」
などと話し合って、
(弁の君)「どうか中納言(薫の君)と姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)が、早く打ち解けて、
申し分のない御身の上になっていただきたいもの」
と言い言い寝入ってしまって、聞き苦しくいびきなどをかいている者もいる。
中納言(薫の君)は、「逢ふ人から」といった趣とはこれまたちがった秋の夜長であるけれども、
じきに夜が明けてしまったような心地がしている。李朝 瑠璃釉 李朝 8角皿 唐人 豆皿 菓子皿 アンティーク李朝 古玩 蔵出し 陽刻 5客。◆ 黒高麗面取瓶(李朝後期)◆。
(薫の君)「あなた(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)のほうでも
この私(薫の君)をお忘れなくお思いいただきたいのですよ。ほんとに情けなく
つれない姉上(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君のなさりかたをお見習いなさいますな」
などと、中の宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)と後の逢瀬(おうせ)を
お約束なさってお立ちになる。A 朝鮮革靴 女性用 明治~大正時代 靴 沓 草履 革 皮 履物 朝鮮 李朝。李朝 染付 青花 筆筒 時代物 高麗。》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。
《総角》
今后,自然会成功的。”又有人:
“但愿大小姐快点心意地接待他,早日个享福。中国清代 青花 染付 皿 纏枝蓮紋 乾隆年製 時代保証。李朝 古玩 古染付 染付 華の図 朝鮮陶器 抹茶碗 茶道具 鑑賞陶器 1客。
其中也有几个人出很听的鼾声。
秋宵并非了情人相逢而苦短,但不久也就向了。李朝中期 白磁徳利 極め箱 YH568。金海茶碗 古箱 箱書きあり 高麗茶碗 李朝 茶道具。最后道:“我相。
不可模那可恨的姐姐的薄情!”
和了后会之期,然后辞去。水指 ■ 陶然 金鳳泰 作 染付[鶴 雲] 水指 ■ 茶道具 未使用 栞 木箱入り№8678■。7933 朝鮮美術 高麗 李朝染付釉裏紅花文碗(木箱) 茶碗 茶道具 検:染付 釉裏紅 高麗 李朝 古陶器 古玩 唐物。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。現代李朝白磁 完松 柳 宣永 李朝白磁陽四君子文双耳付大花瓶(特大)。花瓶■特別出品 古青磁 唐物 双耳壺 古玩 中国 金継ぎ直し有 ラッパ口 古い花器 古美術 時代物 骨董品■。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。冬姫は内大臣・通誠の養女。。
冬姫は通称。代物 李朝家具 李朝 木箱 六角型 茶器 茶道具 朝鮮 韓国 美術 朝鮮 六角 欅材 木製 古家具 収納 菓子器 アンティーク レトロ 骨董品 珍品。朝鮮褐釉面取り花瓶。左端の写真は「総角の巻」末尾の拡大写真。
左上の篆書体は、「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の押印。李朝十角面取小壺 Y290。中国 清代 炉鈞釉 蛙 水滴 時代保証 唐物。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(総角の巻)MRI 47―25B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「総角の巻」主人公・総角の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君姉妹。
左側が琵琶と筝を奏でる大君・中の君姉妹、右が姉妹を覗き込む薫の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。【送料無料】李朝小壺 江戸期 染付 朝鮮 韓国 茶道具 呉須 水指 焼物 入手困難 骨董 コレクション文化財 茶道家旧蔵(旧家蔵出し) WWTT119。染付 古玩 李朝 茶碗 中国 古安南。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。D063 李朝 青磁 茶碗 径18.5センチ 高麗 朝鮮 韓国 蔵出 古玩 珍蔵。。◆錵◆ 李朝時代 白磁製 染付茶碗 9.5cm 朝鮮古陶 唐物骨董 [V225.4]SW4/23.6廻/FM/(60)。◆羽彰・古美術◆A1577朝鮮古美術 朝鮮古陶磁 高麗 李朝時代 李朝白磁大壺。
源氏物語「総角」原本に記されております。紫式部が「総角」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「総角の巻」を書いていることがわかります。稀少*雨漏り堅手白磁碗。高麗茶碗 金継 直径約16cm 高さ5cm 茶道具 16~17世紀 骨董 アンティーク 画像10枚掲載中。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。李朝 辰砂 葡萄紋 壺 箱付き 高さ約31cm。李朝 時代 白磁 台鉢 検 茶道具 煎茶道具 中国 古玩 民藝 高麗 新羅 清朝 書道具。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。花瓶■李朝 時代物 唐木花台付き 古い花器 花生け 古玩 唐物 中国 古美術 時代物 骨董品■。A 李朝染付壺 李朝時代 磁器 焼き物。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。寺院引き取り 高麗 青磁 茶碗 李朝 金継 口径16.5 高さ8 本歌。茶碗■三島茶碗 時代物 夏茶碗 仕覆付き(江戸期)古いお茶道具 古美術 骨董品 お茶の先生所蔵品■。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。初荷品蔵出し品 珍品李朝 仏教 瓦 古時代箱付。李朝 高麗 染付 花瓶 茶道具 宋代。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。李朝 古染付 染付 小壺 花入 アンティーク李朝 蔵出し 1客。。◆錵◆ 李朝時代 白磁製 染付提灯壷 11cm 花瓶 朝鮮古陶 唐物骨董 [F861]/23.9廻//(60)。◆羽彰・古美術◆A3351朝鮮旧蔵 高麗磁 朝鮮古陶磁器 古高麗 李朝時代 李朝青花釉里紅雲鶴紋梅瓶。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。◆錵◆2 李朝時代 白磁製 草花文染付壷 11.5cm 提灯壷 朝鮮古陶 唐物骨董 [S180.3]UR3/23.9廻/OD/(80)。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。貴重 李朝 井戸釉 徳利 三夜荘蔵品(本願寺派門主旧別荘) 三夜荘:浄土真宗本願寺派門主の旧別荘。【真作保証】 池順鐸 自作 白象嵌花三島水指 人間文化財 (柳海剛 安東五) 茶道具 朝鮮 韓国 ⑯。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。◆錵◆ 李朝時代 白磁製 満月壷 16cm 朝鮮古陶 唐物骨董 [S177.3]WS4/23.9廻/OD/(80)。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。467-1 李朝堅手徳利 検 酒器花器花入花生け花瓶時代希少高麗中期後期古い白磁美術品中国古玩。c 李朝鉄絵人形一対 李朝時代 磁器 朝鮮半島 /仏具 仏教 祭具 幣帛盤 両班 白磁 陶器 神像 遺跡発掘品 墳墓 副葬品。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。B 李朝白磁茶碗① 李朝時代 陶器 焼き物。T09203 染付花寿文壷 李朝 分院窯 出川直樹 鑑定箱書:真作。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。即決 茶碗 口径14cm。李朝 白磁 蓮図陽刻紋 徳利 高さ約22.5cm。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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