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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「香煙引到楚香処」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
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閉じる大君と中の君を見る薫の君(源氏物語/国宝)
閉じる琵琶を弾く匂宮と中の君(拡大)
閉じる左は薫の君、右は大君と中の君(総角の絵)
閉じる大君・中の君姉妹と匂宮(網代車・宇治)
自筆「源氏物語」の「総角(あげまき)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。現在の今上天皇と系譜がつながっている。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。従って、応永五年とは、書き始めの年である。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。
出品した「源氏物語」は総角(あげまき)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。大君と中の君の姉妹は、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮を父とする。大君の意思を知った薫の君は中の君を匂宮(今上天皇と明石中宮の皇子)に紹介し結婚させようと考え、九月のある夜ひそかに匂宮を宇治に案内し、中の君と逢わせてしまう。大君と結ばれぬまま終わった薫は深い悲嘆に沈む。匂宮は、中の君を京の二条院に引き取る決意をする。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節である。前漢の武帝王が美しい李夫人の死をいたみ「反魂香」を九華帳(漢王の寝室にかける,幾重もの花模様のついた,美しいとばり)の中で香を焚くと、美しい夫人の魂が煙に導かれ魂を呼び返してその姿を煙の中に夫人の姿が現われる。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。
《自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている「白氏文集」の中の有名一節です。)
「自筆原本」
自筆右下の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。
この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節です。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。》
《たつねまい》・・・・らん。人の國にありけむ香の煙そ、いと、
得まほしく思さるる。
折は、すこし物思ひ慰みぬへし。
「猶、心うつくしう、おいらかなるさまに、聞え給へ。
稀にも、この人の、思ひ出てきこえ給はんに、
「さやうなる、あるましき心つかふ人は、えあらし」と思へは、
つらきなからなん、たのまれ侍(はべ)る」
と、きこえたまへは、・・・・《をくらさん》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《桐壺天皇の皇子・八の宮の御子・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語》
《薫の君、宇治の大君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)の邸を訪ねる》
《匂宮(今上天皇の皇子)からのお手紙が中の君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)に届く》
《妹君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)は、
(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)「なき父宮が夢にお見えになりましたが、
まことにご心配のご様子で、このあたりにほのかにお姿をお見せになりました」
とお話しになるので、姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)はいっそう悲しみがつのって、
(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)「父宮がおなくなりあそばしてこのかた、
どうかして夢にでもお会い申したいと思っていますのに、まるでお目にかかれないのですよ」
とおっしゃって、お二人ともひどくお泣きになる。よその国にあったと聞く『反魂香(はんごんこう)』を
ほんとにわがものにしたいと思わずにはいらっしゃれない。
折も折とて少しは物思いも慰められることであろう。姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)が、
(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)「やはり素直なお気持で、穏やかにご返事申しあげなされ。
たまさかにでもこのお方があなたのことを思い出し申されるうちは、そのような不埒(ふらち)な
考えをいだく人もあるまいと思いますので、つらいお仕打ちと悲しくは思いながらも、
やはり宮(匂宮・今上天皇の皇子)におすがりするほかないのです」
と申しあげなさるので、・・・・《中の宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)は、
(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)「姉君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)は、
私を置き去りにして父宮の御もとへいらっしゃろうなどと、あまりに悲しゅうございます」
とおっしゃって、いよいよ顔を襟(えり)に埋めておしまいになる。
《総角》
但我等罪深重,不知是否能去。
很想得到中国古代的返魂香。在候,此事亦可聊以慰情。大女公子道:
“是静下来,坦率地回他一封信。
但得此人不忘旧情,偶通音,人就不敢胡行妄了。”二女公子:
“姐姐想舍弃了我而先死,太无情了!”不禁掩面而泣。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。
左の写真2枚が「源氏物語」総角の巻の末尾(原本番号88-B)右面と左面の押印。冬姫は内大臣・通誠の養女。正式な名は伊達貞子。
左上の篆書体は、「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の押印。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。
左側が琵琶と筝を奏でる大君・中の君姉妹、右が姉妹を覗き込む薫の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。
源氏物語「総角」原本に記されております。この原詩の言葉の引用は、「総角の巻」に用いられていることで広くしられている。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。撮影後、展示のために再表装をしております。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。母は後水尾天皇皇女女二宮。幼名は多治丸。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。薫の君、桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子・八の宮と対面、姫君。
「総角の巻」の主人公は、源氏の君と女三の宮の皇子・薫の君と今上帝天皇と明石中宮の皇子・匂宮のきらびやかな恋物足りが描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。◎送料無料◎蔵くら◎ とても古い 茶碗 在銘 骨董品 ◎ 230327 M T14 骨董 古玩 中国 レトロ アンティーク。10913/○加藤俊雄 葵窯 鉄釉茶碗 共箱 共布 抹茶碗 茶道具。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。作者不明 ★ 清 在銘 ★ 灰釉小服茶碗 ★ 書付箱 ★ 検 大森貝塚 モース ★。茶碗■瀬戸 天目茶碗 山十窯 【加藤光右衛門】 飴釉 桐共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品 上物■。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。水野半次郎 ★ 緑釉茶碗 ★ 共箱 共布 栞 ★ 瀬戸焼 ★ 赤津焼 ★ 黄瀬戸風 ★ 民芸 ★ 茶道具 ★ 瀬戸本業窯 ★。10729/○加藤鐐三 色絵紅葉文茶碗 鐐窯 瀬戸 抹茶碗 共栞 共箱 茶道具。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。茶道具 抹茶 唐津焼 瀬戸焼 九谷焼 笠間焼 益子焼 食器 和食 器 茶碗 茶器。鼠志野茶碗 加藤春二 作 N.o6。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。【十三】 本陣窯山田けん山造四季茶碗 栞・共布・共箱付 検索用語→B0190茶道具。盃 5客 加藤光昭(D410)。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。抹茶茶碗 抹茶碗 道泉窯 加藤寿逸 志生 沓茶碗。茶器(D625)。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。茶道具! ☆仁清古木桜・抹茶碗☆ M1745 新品 茶器 ギフト。茶碗 加藤 嵩 未使用(L442)。また、各巻ごとの書かれた年については不明。193抹茶椀河村硯山・織部。高麗 青磁 茶入 茶道具 宋代。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。竹泉 阿曹 など 茶碗 4個 茶道具。古瀬戸 茶入 箱 検:古備前 茶道具 茶碗 千家十職 樂家。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。祖母懐 在印 ★ 古瀬戸釉 茶碗 ★ 木箱 ★ 祖母懐茶碗 姥懐 ★ 柿釉の様な釉景に柳の様な鉄絵の流れが味わいのある逸品 ★ 茶道具 ★。茶碗■伊羅保【山内砂川】美濃焼 水月窯 ゆがみ茶碗 お茶道具 瀬戸物 作家物 桐共箱 古美術 時代物 骨董品■。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。古九谷 須田菁華 菁華 初代菁華 黄瀬戸 伊羅保茶碗 抹茶碗 蔵出し 1客。加藤舜陶 ★ 赤絵 茶碗 ★ 共箱 共布 ★ 素朴なモチーフながら雅さのある逸品 ★ 瀬戸御三家 河本五郎 / 鈴木青々 ★ 茶道具。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。珉平焼 茶入 黄釉 賀集珉平 共箱 淡路焼 三彩 江戸 幕末 明治 骨董品 希少 レトロ アンティーク 時代物。茶道具 茶碗(D912)。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。初代加藤作助作 菓子鉢。楽家 旦入 黒楽 黒茶碗 楽在銘 江戸後期 共竹籠 茶筅 茶筅筒 千家 検索:樂焼 楽 千家十職 樂家 美品 吉左衛門。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。茶碗■御題茶碗【中島翁介作】瀬戸 赤釉 朱碗 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。珉平焼 茶入 黄釉 銀蓋 淡路焼 三彩 江戸 幕末 明治 骨董品 希少 レトロ アンティーク 時代物。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。片桐貞泰 ★ 自作 瀬戸茶碗 ★ 共箱 ★ 加藤光右衛門 (加藤十右衛門 の子)の窯で焼成 ★ ランダムに面取 ★ 石州流家元 ★ 鉄釉 数寄者。染付茶碗 河本礫亭 作 N.o244。総角の巻は、源氏の君と女三の御子、薫の君と今上天皇の皇子・匂宮の恋物語を描いております。茶碗■加藤春二「竹里庵春二造」文月 天目茶碗 葵窯 黄瀬戸 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。2【当町イイ田代977有】瀬戸 加藤作助作 黒織部茶碗 未使用。八の宮のなきあと宇治にこもる大君と中の君の姉妹のうち、大君との結婚を望む薫の君(母は、前朱雀天皇の皇女・女三の宮)は老女房の弁たちの手引きで大君の寝所に入るが大君は気配に気づき隠れてしまう。うぶだし茶道具志野茶椀銘檜垣長祐造り(2重箱極め書き)。◆瀬戸焼◆八つ橋茶碗◆。しかし、母后・明石中宮に反対され、その後は身分柄思うように宇治を訪問することができない。茶道具 茶碗(L334)。桃山時代 古瀬戸 丈八 布袋 達磨 窯印 共箱 (青織部 沓茶碗 織部焼 美濃焼 遠州流 桃山城時代 瀬戸十作 茶碗 茶道具)。一方、薫の君の悲しみを人伝てに聞いた明石中宮は、「ここまで想われる女人の妹姫なら、匂宮が通うのも無理はない」と思い直し、匂宮に「二条院へ妻として迎えても良い」と認めた。茶道具(S503)。加藤孝俊 ★ 天目 小碗 ★ 共箱 ★ 希少 ★ 中国陶磁写 煎茶碗 ぐい呑 に ★ 真玉園。
原本自筆上部に「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。木村勝明 ( 画仙斎白兎 ) ★ 染付千寿老人茶碗 ★ 共箱 ★ 飛び鉋高台 !。茶碗 三島写 春鼎(G231)。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている。茶碗(F147)。茶道具 こぼし(L403)。紫式部が「総角」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解したうえで、「総角」の中の「大君が父君の八の宮を呼ぶべき煙がほしい」という意味から原文の中で、「人の煙にありけむ香の煙そ、いと得まほしくおほさるる」と書いていることから紫式部が「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の「反魂香(はんごんこう)」の漢詩に共鳴していることがよくわかる。瀬戸焼・湯呑茶碗・五客揃・No.170303-15・梱包サイズ60。織部茶碗(T936)。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
「総角」の巻は英文で「Trefoil Knots」と表記されます。吸出茶碗 深川園 6客(T065)。古瀬戸 黒塗り茶碗 口径 11cm 0418。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の一節です。うぶだし骨董桃山時代瀬戸黒茶碗(二重箱極め書)。harip 人間国宝 「土師萌」 加藤土師萌茶碗。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。湯呑茶碗 六兵衛 5客 未使用(け166)。委託HK◇時代 瀬戸唐津茶碗(茶道具 陶磁器 陶芸 茶陶 瀬戸焼 唐津焼 点茶)。
自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。★瀬戸の名工 河本礫亭【倣祥瑞腰捻茶碗 共箱・共布】状態良好! 直径12.4×高さ7.5cm 茶道具 染付 茶器。【こもれび】焼物■ 二代 中村道年 『菖蒲絵茶碗』 共箱 【茶道具 あやめ】。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。瀬戸 染付 茶碗 加藤民吉 書籍掲載品同手 江戸後期( やきもの真贋鑑定 )。【都屋】a4 加藤麦袋 「金生天目茶碗」共箱 幅 約13cm 高さ 約6cm 茶道具 瀬戸焼 京焼 天目釉 天目 油滴 抹茶碗。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。古瀬戸茶碗 遠州流十二世 小堀宗慶花押 e669。茶道具 瀬戸焼 木村勝明(画仙斎白兎)作 染付 千寿老人文 筒茶碗 袱紗付 共箱 VHFS。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節で「白氏文集」に由来するものです。【骨董・茶道具】★古い 瀬戸焼 古瀬戸 即中斎 花押・書付★★瀬戸茶碗 dj049tgl.。◎瀬戸焼/古瀬戸焼◎茶碗 菓子器◎銘有◎共箱◎。つみふかけなる身ともにて」と、
後の世をさへ、思ひやり給ふ。茶碗■葵窯【加藤春二作】竹里庵 歴手 尾張瀬戸 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。抹茶椀 桜。いと、暗くなる程に、宮より、御使あり。杉浦芳樹作 御題 花 抹茶茶碗 茶道具 共布 共箱 西とA。佐藤友宣 ★ 古萩手茶碗 ★ 共箱共布 ★ 茶道具 ★ 白釉刷毛目切高台 ★ 父: 佐藤延寿 ★。御かたは、とみにも見給はす。光彩釉 茶。亀井勝 ★ 刷毛目 茶碗 ★ 共箱 共布 栞 ★ 流れるような刷毛目が心地よい景色の逸品 ★ 茶道具 ★。「かうて、
はかなくもなり侍りなは、これより名殘なきかたに、
もてなし聞ゆる人もや、出て來ん」と、うしろめたきを。加藤泥二 ★ 三島手 茶碗 ★ 共箱 共布 ★ 茶人好みの外花文 ★ 細かな象嵌が素晴らしい逸品 ★ 吉良々窯 ★ 茶道具 ★。工房ゆずりは 瀬戸焼 福々碗 平安雅花 湯呑み 抹茶碗 陶器 手描き 花柄 茶器 和食器 女性に大人気 茶道具 L箱。
(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)「このごろ朝夕となくおしのび申しあげているので、
ほのかにお姿をお見せくださったのだろうか、どうぞして、父宮のおいでになるおそばへ
尋ねてまいり》・・・・・たいもの、いかにも罪深い私たちはそれもかなわないのだろうか」
と後生のことをまでお案じになる。美品 加藤釥(作)黄瀬戸茶碗 共箱 茶道具 美濃焼 瀬戸焼 共布。古曽部焼 茶碗 共箱付き Q39-3。
《三十・匂宮(今上天皇の皇子)からのお手紙が中の君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)に届く》
すっかり暗くなるころに兵部卿宮(匂宮・今上天皇の皇子)からお使者がやって来た。【真作保証】『加藤芳右衛門』作/瀬戸黒茶碗 <240318036>。【希少】白洲好みの絵瀬戸松葉文蓋茶碗 瀬戸 江戸後期 吹寄せ 飯茶碗 碗 茶道具 古民藝 骨董 アンティーク 検 白洲正子。
当の女君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)は、宮(匂宮・今上天皇の皇子)のお手紙を
すぐに見ようともなさらない。加藤春二 黒天目茶碗 共箱付 妙興寺住職 松岡寛慶 喝山窟 書付 茶道具。【扇屋】加藤五山作「釉裏紅釉 茶碗」共箱 幅 約12.5cm 高さ 約8cm 茶道具 瀬戸焼 五山窯。
私がこのままはかなくなるようなことにでもなりましたら、もっとつれなくお扱いする人が
現れてこないでもあるまいと、それが心配なのです。水野古麦 拝土窯 志野 茶碗 共箱、栞 茶道具。【八八八】瀬戸 豊楽焼 豊助 古希作 赤楽 茶碗 ◆共箱 茶道具 抹茶碗 【e-084】。》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【A-00325】黄瀬戸筒茶碗【江戸初期】。加藤清之 灰釉 茶碗 共箱付 茶道具。
《Trefoil Knots (総角)》
She longed to go to him, wherever he was―not that such a sinful one as she
would be permitted to. And so her worries ran on into the other world.
There was an incense, it was said, which men of a foreign land had
used to bring back the dead. If only she might have a stick of it!
In the evening a letter was delivered from Niou.
It came at a difficult time, and should have been some slight comfort to them;
but Nakanokimi was in no hurry to look at it.
"You must send off a kind answer, a friendly one," said Oigimi.
"It worries me a great deal to think that I may die and leave you behind,
and some awful man may come along and make things even worse.
As long as the prince has an occasional thought for you,
the worst sort of man will stay away.
It will not be easy, I know, but he is a defense of sorts."
"Do you really think of leaving me? You mustn't even whisper it."
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
匂王派人送信来了。横井米禽 熱田神宮 天目茶碗 名古屋の茶道具商。初見祐 作 大徳寺 福本積應書付 瀬戸織部 光琳写立鶴茶碗 銘「福寿」共布 共箱 茶道具 保証品PP9657。
二女公子并不立刻拆看来信。【久】古瀬戸 掘りの手茶碗 茶道具 検) 瀬戸焼 掘手 発掘品 伝世品 茶碗 倣 京焼 楽焼 赤楽 長次郎 本阿弥光悦 古信楽 数寄者向 千利休好み。【三】加藤麦袋 白釉 茶碗 平茶碗 戦前 絵志野夏茶碗 抹茶碗 茶器 瀬戸 茶道具 共箱 美品 eEn678-B。我就此死去,
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写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。《源》【即決・送料無料】茶道具 瀬戸唐津 時代物 茶碗/箱付。【八八八】野田東山 作 灰釉 茶碗 銘“富貴之天” ◆前大徳 小野寺寛海 花押 書付箱 共箱 共布 栞 茶道具 抹茶碗 美和窯 【e-062】。
冬姫は通称。☆ 現代陶芸家 相場るい児 鬼茶碗(共箱共栞)茶道具 現代美術 人気作家 現代アート。「狸庵RS」 金華山焼 鶯蛙茶碗 好 箱書・花押 「極箱」/ 金華山窯 鶯 蛙 春茶碗 ☆本物保障☆k3re9g7s。左端の写真は「総角の巻」末尾の拡大写真。加藤鈔 金彩双蝶文 茶碗 共箱付 茶道具。茶碗 瀬戸黒 加藤春鼎。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。「狸庵RS」 加藤春鼎 作 鼠志野 茶碗 「共布・共布・栞」/ 加藤春袋 瀬戸 ☆本物保障☆t1tr5i。【八八八】杉浦文泰 柚子 黒 平茶碗 ◆共箱 黄布 茶道具 抹茶碗 【c-220】。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(総角の巻)MRI 47―67B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「総角の巻」主人公・総角の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君姉妹。【千f339】瀬戸 尾呂 茶碗 江戸時代 尾呂窯 古瀬戸。加藤五山 伊羅保釉 茶碗 共箱付 茶道具。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。新春限定! ◎◎利休kura茶道具RiQ蔵☆☆ 茶碗 / 練込 村松宗眞 甲至 美濃焼 瀬戸焼 / 共箱【骨董・美品】。●e2830 瀬戸古窯 灰釉 平茶碗 加藤卓男 識 平安~鎌倉時代 山茶碗 抹茶碗 茶道具。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶道具 瀬戸焼 陣出窯 澤田酔云作 井戸風 数茶碗 十客 共箱 VKZC。新春限定! ◎◎利休kura茶道具RiQ蔵☆☆ 茶碗 / 青 練込 村松宗眞 甲至 美濃焼 瀬戸焼 / 共箱【骨董・美品】。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。古い染付 茶碗 牡丹唐草文 石泉作 瀬戸染付 在銘 共箱 共布。【hiro】瀬戸の名工!! 加藤 春鼎 造 黒引出し茶碗 共箱 ★検索★ 茶道具 棗 香炉 釜 皿 香合 炉縁。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。※即決※ 江戸期の名工 加藤春暁 茶碗★味わいの景色★u594。瀬戸唐津 一幸作 渦薬器 (共箱)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。◎古瀬戸 天目茶碗(箱・仕覆付)。【千f501】古犬山 蓋茶碗 10客 時代箱 蘭文 面取 犬山 犬山焼 茶碗 赤絵 飯茶碗 飯碗 蓋碗。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。新春限定!◎◎利休kura茶RiQ蔵道具☆☆ 茶碗 / 鼠志野写 村松宗眞 甲至 美濃焼 瀬戸焼 / 共箱【骨董・美品】。抹茶茶碗 灰釉 河本五郎 沓形 共箱 共布付き 茶碗 茶道具 時代物。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。黒茶碗 茶道具 柚子黒茶碗 杉浦芳樹造 在銘 共箱 共布 栞付き。◎送料無料◎蔵くら◎ 祖母懐窯 茶碗 桐箱付き 茶道具 ◎ 230207 M T8 骨董 古玩 中国 レトロ アンティーク。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。河本五郎 加藤鈔 加藤舜陶 鈴木青々 加藤清之 造「碗」寄せ碗 共箱。【備前堂・在庫整理】山田和 引出黒割高台茶碗 日本橋三越個展作品! 師:加藤唐九郎 ぐい呑 徳利 茶碗。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。◎加藤五郎八 白釉平茶碗 五郎八茶碗 瀬戸の名工(箱付)。◆石黒宗麿 茶碗 小山富士夫(古山子)極め◆b720。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。新春限定! ◎◎利休kura茶道具RiQ蔵☆☆ 茶碗 / 練込平造 村松宗眞 甲至 美濃焼 瀬戸焼 / 共箱【骨董・美品】。瀬戸 赤茶碗 箱有り 返品OK 237。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。瀬戸黒茶碗 茶碗。工房ゆずりは 瀬戸焼 抹茶碗 花柄 華やか 瀬戸焼 陶器 手描き 茶道具 湯呑み 薄紅色絵花 食器 茶器 茶碗 京 和食器 G箱。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。「狸庵RS」 鈴木五郎 作 緑釉 茶碗 / 緑釉茶碗 ☆本物保障☆。小堀宗慶 書付 御深井 申 茶碗 加藤唐三郎 ( 遠州流 十二代 12代 家元 )。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。鯉江良二 引出し黒 セト黒 茶碗 共箱 茶道具 本物保証 若村画廊 個展作。★【茶道具/骨董品/志野焼】明治時代 瀬戸名工 加藤五郎八 志野茶碗★本物保証。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【骨董・茶道具】★古い 瀬戸焼 古瀬戸★★自然釉瀬戸茶碗 尾戸茶碗 ds043wb.。古瀬戸茶碗 古瀬戸 古美術 茶碗 鎌倉 室町 美濃 黄瀬戸 古美術。実母は近衛家女房(瑤林院)。黄瀬戸 釜置板 江戸 明治 茶道 侘び寂び 秀品。「狸庵RS」 瀬戸 豊楽焼 6代 豊助 作 五徳庵 書付 銘: 名残 赤茶碗「 極箱」/ 10月 なごり茶事 平茶碗 パリ万博 ☆本物保障☆。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。加藤清春 作 黄瀬戸茶碗 共箱 茶道具 保証品 ◆KUW010YI。志野茶碗・加藤麦袋・共箱。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。K0539 江戸後期 瀬戸 拳骨 ゲンコツ げんこつ茶碗 骨董 古美術。【千f325】絵瀬戸 茶碗 竹の図 瀬戸 碗 飯碗。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。「狸庵RS」 山口錠鉄 作 織部焼 松茸むし土瓶 5客「共箱・栞」/ 土瓶蒸し 土瓶むし 赤津 ☆本物保障☆l3hk7s。【八八八】加藤舜陶 赤絵 茶碗 ◆共箱 栞 茶道具 抹茶碗 龍窯 【z-045】。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。古い茶碗 在銘 仁 加藤 仁 作 検索用語→A茶道具油滴天目茶碗。天正の夢・古瀬戸天目茶碗(柿釉、黒釉)・保護箱(二碗収納)。
不昧公 公卿 肉筆 保障 保証 真筆 真筆 親筆 古筆 本物保証 本物保障 室町 掛軸 掛け軸 自筆 天皇 茶道具 宗鑑 良寛 伝来 歌仙 極め 極札 極め札 鑑定
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