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爆買い 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句の詳細情報
1ちいページ！長期ご購入者様(3年以上)特別価格です。哥誹百人撰 石雲亭海寿撰 嘉永四（1851）写。。富安風生 俳句短冊。
26.7×18㎝
【題箋】
『栄雅抄此？壱？序在 古今和歌秘註 序一』
『栄雅抄序下續 古今和歌秘註 序二』
【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。句集 少年 再版 直筆句献呈署名入・直筆葉書付/金子兜太/風発行所。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。Gc-203/太郎と花子 12号 2010年3月30日発行 編者/松川洋子 エッセイ 弱兵物語 出口明彦 読んでみました現代歌人/L1/61213。
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序一
【内題】古今和歌集秘註
序一
序1丁
本文
01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
↑
↓
28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏～62丁裏
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序二
29しかあるのみにあらす 2丁表
↑
↓
84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表～59丁裏
追加
01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
↑
↓
16立田川もみち葉なかる 63丁裏
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
『伊勢物語 51段』
『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
～「『へ』←→『ゑ』。Gc-120/短歌朝日 2001年 7・8月号 創刊4周年記念大特集 斉藤史 日本の詩歌の底力としての短歌 朝日新聞社/L1/61211。仮名遣いの指摘？」～
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【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分（全84項目）を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。Gc-208/ヤママユ 編者/前登志夫 第30号 2010年7月17日発行 前登志夫歌集 野生の聲 うたの実在、死の非在 山繭の会/L1/61213。参考にされたい。Gc-122/短歌朝日 2001年 1・2月号 大特集 2001年、短歌繚乱 方法の発見 自選三首 現代短歌集 朝日新聞社/L1/61211。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。歌集 伎芸天 改訂本 川田順 署名入り 函 初版 天金 武林無想庵 序 書き込み無し本文良。
（若干の間違いはご容赦を！）
古今和歌集仮名序
～ 一 ～
01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、
02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。歌集 プロレタリア意識の下に 初カバ/田邊一子/紅玉堂書店。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。遠船脚 初版/大岡頌司/私家版。
03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。絶版!! 三橋鷹女全集 全2巻揃 検:俳句/若山牧水/与謝野晶子/高浜虚子/原石鼎/小野蕪子/中村汀女/星野立子/橋本多佳子/高柳重信。
04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。汗馬楽鈔 八田木枯句集 初函帯栞付/八田木枯/深夜叢書社。
05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける（時）よりいできにけり。幸矢 直筆句献呈署名入/本島高弓/東京太陽系社。
06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、
07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。0028469 夢之華（夢の華 ゆめのはな） 与謝野晶子 杉浦朝武・装幀画 中澤弘光・挿画 金尾文淵堂 明治39年 初版 裸本。
08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。高屋窓秋全句集 限定本50部 毛筆句署名入/高屋窓秋/ぬ書房。
09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。●N563●俳書解題●角田竹冷●季題解釈●小峯大羽●俳人伝●笹川臨風●俳句●大日本俳諧講習会●私製合本●即決。
10 33表 かくてぞはなをめで、
11 33表 とりをうらやみ、
12 33表 かすみをあはれび、
13 33裏 つゆをかなしぶ
14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。絶版!! 杉田久女全集 全2巻揃 立風書房 検:高浜虚子/正岡子規/橋本多佳子/三橋鷹女/与謝蕪村/松尾芭蕉/夏目漱石/小林一茶/中村汀女/初版。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。瞑鳥記 伊藤一彦歌集 反措定叢書/伊藤一彦/反措定版出版局。
15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。千津句集/栗林千津/私家版。
16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、
17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、（て）ならふ人のはじめにもしける。句集 まぼろしの鱶/三橋敏雄/俳句評論社。
18 42表 そも歌のさまむつなり。枇杷の実 民謠小曲集 献呈署名入/鈴木章弘/郷土社(千葉県市川町)。からのうたにもかくぞあるべき。朝日歌壇2006 朝日ソノラマ 高野公彦。
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。万緑季語撰 中村草田男編 刀江書院 昭和47年 初版。
20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。田中冬二句集 限定120部記番 毛筆句署名入/田中冬二/鹿鳴荘。
21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。『寒蕭々 清水基吉全句集』（F038）。
22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。句集 鏡狩り 自筆本限定25部 柄澤齊木口木版画一葉入/鶴岡善久/沖積舎。
23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。続 蕪村俳句評釈 初学俳句叢書第十六編/寒川鼠骨 /大学館。
24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。歌集 黄冠集 限定100部 毛筆歌落款入/塚本邦雄/書肆季節社。
25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。前略十年 限定88部/高柳重信 /酩酊社。
26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。●中山義秀全集●全9巻完結●新潮社●即決。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。真鍋呉夫葉書。
27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。☆★俳句雑誌 あけび 2巻3月号～3巻4号の合本14冊/松村巨湫編★☆。
28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。☆『朱欒の港 : 南国調 6 』 北原白秋;アルス;大正11年;初版;カバー無*博多古調（ⅰ2章）-蟹味噌（25章）-柳河時花歌（ⅰ1章）を掲載。
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～ 二 ～
29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、
30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、
31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、
32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、
33 04表 まつむしのねにともをしのび、
34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、
35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、
36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。俳句藝術論／栗林一石路／新文藝社／1948年。
37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、
38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、
39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、
40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、
41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、
42 09裏 したしかりしもうとくなり、
43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、
44 10裏 野なかの（し）みづをくみ、
45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、
46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、
47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、
48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、
49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。Y2FいA-200818 レア［旅 続・俳句の一会 岡本正敏］杉原千畝。
50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。意識の湖 句集 保坂春苺 緑草舎。
51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。地名俳句歳時記全８巻 山本健吉監修。かの御時に、おほきみ（み）つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。瘤 献呈署名入/秋元不死男/作品社。
52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。高柳重信全句集/高柳重信/母岩社発行・俳句評論社発売。
53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。朝日歌壇 2005 朝日ソノラマ 佐佐木 幸綱。
54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。良夜爛漫 限定版 塚本邦雄 河出書房新社。うたにあやしうたへなりけり。石川恭子歌集 第一集・第二集 2冊揃 （全歌集）/石川恭子/沖積舎。
55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。句集 天の狼 家蔵限定版/富澤赤黄男/旗艦発行所。
56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。川柳叢書 第一篇 松窓句集／齋藤松窓／川柳叢書刊行会／1933年。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。海紅 第1巻 合本 1号から12号まで12冊分収録／海紅社／大正期。
57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。心ひとつ 雨之巻・窗之巻 四世雪中庵完来 俳書。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。陰影 献呈署名入/前田夕暮/白日社・東京堂。
58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。無援の抒情 初版 署名箋付/道浦母都子/雁書館。
59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。草上船和讃/高橋龍/端溪社。
60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。歌論集 近代歌人群像 木俣修 署名入り。
61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。短歌雑誌「桃」主宰 山川京子歌集 桃の会 函付き美本 石田圭介 平成6年版 山川弘至夫人。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。自選歌集 日光 川田順 新選代表短歌叢書 中川一政 装幀 函 初版 天金 美品。
62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。★『國語讀本 高等小學校用全8』冨山房:明治33年改訂再版:帙付。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。☆『定本 木下利玄全集 歌集編-散文編 2冊組』臨川書店;昭和52年;初版外函内2函1体元ビニカバ;本元パラ付;巻頭肖像写真;装幀;武者小路実篤*。
63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。靑蘿発句集 和露文庫第三編／安井小洒／和露文庫刊行会／大正期。
64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。土地よ、痛みを負え 岡井隆歌集/白玉書房。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。浅野晃 曠原 歌集 昭和29年初版 地方出版稀覯本 日本浪曼派 珍品。
65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。桐明俳論集 大森桐明 著 限定300部 1942年（昭和17年）東炎山房。
66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。□墨筆署名限定壱百弐拾部本『芽花抄』齋藤紀子;昭和16年;初版;夫婦函-用紙;草木染月明紙;挿絵;赤城泰舒 *与謝野晶子;序歌７首弟子に贈る。あはれなるやうにてつよからず。自筆肉筆歌集 星漢帖/塚本邦雄 1992年 限定20部第8番本。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。N7FD1-210531 レア［歌の自然 人の自然 伊藤一彦評論集 雁書館］たましいの歌。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。和田悟朗全句集/和田悟朗/飯塚書店。
67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。高浜虚子句幅。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。俳句の入口★作句の基本と楽しみ方★藤田 湘子★NHK俳壇の本★日本放送出版協会★NHK出版★絶版★。
68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。【潮/三輪紅鳥】水田廣吉：編輯/１９２８/昭和３年/静観堂。
69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。耕衣百句 特装80部 署名入/永田耕衣 吉岡実編/南柯書局（コーベブックス）。
70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも
71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを（も）おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、
72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、
73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、
74 52表 ほとゝぎすをきゝ、
75 52表 もみぢをゝり、
76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、
77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、
78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、
79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、
80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。近来風躰 二条良基撰 嘉慶【北朝】元・元中【南朝】４（1387）年（跋） 板本。
81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。俳句の現在 別巻1 安東次男集 塚本邦雄集 結城昌治集 1987年初版 毛筆直筆入。
82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。【超希少】【美品】古本 鳥獣虫魚 歳時記 全２冊セット 春夏編 秋冬編 川崎展宏、金子兜太、稲畑汀子、飴山實監修 朝日新聞社。
83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。0028143 俳風 櫻多留 三編 紀州・帯屋伊兵衛・板 文政10年序 地方版 俳句。
84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。秋元不死男短冊。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。【帯LP】山口誓子/俳句の世界(AYL2テイチク1971年本人肉声全編収録)。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを（も）しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。歌集 鵲 満鮮歌鈔 川田順 函 昭和6年初版 天金 正誤表貼付 書き込み無し本文美品 満洲 朝鮮。
********************************************************************
追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの
なかぬかきりはあらしとそ思ふ
02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
袖ふりはへて人の行らん
03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
雪とのみこそ花はちるらめ
04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
世をうち山と人はいふ也
05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
夢としりせはさめさらましを
06 62表 深山には松の雪たに
07 62表 我衣手に雪はふりつゝ
08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは
09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに
10 62裏 たけがり
11 62裏 すみのえのきしによるなみ
12 63表 袖ひちてむすひし水の
13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の
14 63裏 植しうへは秋なきときや
15 63裏 たつた川もみちみたれて
16 63裏 立田川もみち葉なかる
********************************************************************
【参考】 14「植しうへは秋なきときや」
※『伊勢物語』 五一段（植ゑし植ゑば）
昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
花こそ散らめ根さへ枯れめや
※『古今和歌集』 巻五 秋歌下
人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平
268 植ゑし植ゑば 秋なき時や 咲かざらむ
花こそ散らめ 根さへ枯れめや
*************************************************
【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。☆かC‐190402 レア［俳句 平成18年 8 第55巻 第9号]特集 取り合わせと一物仕立て。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。■櫻襲 阿部鬼九男句集 端溪社■FAIM2023012012■。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。N3FHH2-210908 レア［歌集 紫桔梗 高島千枝子 明誠企画株式会社］短歌。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。0026798 【歌集 福山市 私家版】 苔〇集（○は手偏＋切）北村照明（風雅堂）編輯発行 昭和2年 坂本水馬 本山碧水 後藤行甫 上杉桐聲 非売品。
※梱包材の再利用に努めています。Y3FLB-200708 レア［川柳岡山 昭和34年9月 No.183］大森風来子 住友化学。ご理解下さい。句集 海門／大野林火／交蘭社／戦前。
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