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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品 | ||||
商品説明(来歴) | 大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。田能村小斎 (田能村順之助) 編『直入翁寿筵図録』(全3冊揃)明治14年赤志忠雅堂刊 田能村直入煎茶会図録 木版画挿絵多数入 明治時代和本。長野義言(長野主膳)『活語初乃栞』弘化3年跋刊 井伊直弼に仕えた近江彦根藩士・国学者 江戸時代和本 活語初の栞。 | |||
漢詩文 | 原文上部に「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」に由来するものです。1919年 旧拓 石門銘 検:碑帖 拓本 墨拓片 原拓 漢碑刻 法帖 北魏碑 珂羅版 支那 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本 漢籍 王羲之 石門頌 神品 楷書。平部喬南『日向纂記』(全8冊揃)明治18年 荒武純太郎刊(宮崎県南那珂郡楠原村)明治時代和本 日向国史料 宮崎市 日南市 串間市資料。紫式部が「竹河」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「竹河の巻」を書いていることがわかります。この原詩の言葉の引用は、「竹河の巻」に用いられていることで広く知られている。土屋鴎涯自筆画帖 大田南畝先生戯吟 歌泉 昭和癸酉(8)年鴎涯筆。写本『弓術法秘書 全』明治43年 田辺市三郎写 明治時代和本(写本)弓術伝書 弓道 武術。 | |||
漢詩の落款の意味 | 原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。★0389和本江戸期政治論?写本「機密夢物語」全1冊/古松堂の印と荒木半兵衛重勝の記名/古書古文書/手書き。劉安編 高誘注 鵜飼石斎訓点『淮南鴻烈解』(全21巻6冊揃)寛文4年 前川権兵衛印行 江戸時代和本 唐本漢籍和刻本 中国漢代淮南王。 「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。1936年 国漢参考図録 帝国書院 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器武器 刀剣術 剣術 武鑑 兵書 戦陣 甲冑 鎧兜 弓矢 弓道 支那 武士道 殺人剣。美術と工藝の話 柳宗悦著 章華社刊 初版。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。棚物集成・100図版/山中定次郎/昭和8年/圖案を探りて以て他の作品に應用し得るは素より其形を推し延して建築の意匠に用ゆるも妙なり。平野謙草稿 「日野啓三の時評」 平野謙。 落款の「讃」の元になるその原文の個所には、 「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。詩集 思弁の苑 山之口獏 佐藤春夫・金子光晴序文。軍事資料 兵営図 銅版画★「近衛歩兵第三連隊真景」明治31年11月発行 明治18年設置 最終スマトラにて軍旗奉焼 貴重品。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。坪井九馬三・日下寛校訂『大館常興日記 一名公儀日記』(全6冊揃)明治31年吉川半七刊 室町幕府大舘尚氏日記 明治時代和本 大舘常興日記。1929年 支那 古建築 検索:生写真 佛塔 秦磚 漢瓦當 拓本 碑刻 牌楼 牌坊 箭楼 北平 満洲 清国 龍門石窟 故宮 道観 敦煌 北魏造像 行宮 寺廟。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。 出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。昭和11年 帝国書院 国漢参考図録 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器武器 剣術 剣術 武鑑 兵書 戦陣 甲冑 鎧兜 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。中林忠良銅版画集 転位 地 1986 中林忠良。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。 古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。明治天皇秋田県院内銀山・御巡幸録・明治14年9月/日本鉱山協会/供奉者には熾仁親王・北白川二品親王・大隈重信・徳大寺実則らがいる。河鍋暁斎・小林聖湖挿絵多数入 中村頼治増補『頭書増補 絵本太平記』(13冊セット)明治16年東京同益出版社刊 一部彩色木版画入。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。 | |||
断層(MRI)写真 | 従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。西国紀聞・第六号/細島晴三/明治10年/西南戦争/和装本/賊将西郷隆盛より賊将谷干城へ書を贈れり依て士官囲を脱し南の関本営に持参せりと。佐藤六石『六石山房詩文鈔』(全5冊揃)昭和4年随鴎吟社刊 漢詩文集 新潟県出身 新潟日日新聞編集長 朝鮮李王家顧問 宮脇義臣旧蔵書。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。 | |||
寸法 | 「源氏物語」自筆の大きさ タテ21.8センチ ヨコ12.8センチ。1937年 剣道教程 陸軍省検閲 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 刀剣術 武術 範士 兵法 戦陣 甲冑 鎧兜 弓矢 弓道 支那 武士道 殺人剣。HH-5500 ■送料無料■ 弓道 弓術 伝書 5冊まとめて 昭和 戦前 写本 絵入り 伊藤甚右衛門幸氏 武道 和書 古本 古書 古文書 レトロ /くJYら。額縁は新品です。 | |||
「源氏物語」の自筆について | 1・筆跡の分析について 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。浅野梨郷歌幅 若草 浅野梨郷。★0083和本江戸文政8年(1825)お触れ法律写本「御公儀御議定」下1冊/勝氏酔書/古書古文書/手書き/上総富津岩崎。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。親鸞聖人 求道の歩み 遠山諦観 昭和13年 浄土真宗 宗教 古書和本古本 戦前 明治大正。質物台帳 8冊一括 能味力之助(秋田県仙北郡大曲町) 明治大正 大曲警察署 風俗資料 質屋 質札 自筆 肉筆 日記 帳簿 骨董品。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。夏ごもり(夏籠集) 俳諧 梅老編。和州法隆寺藏 上宮太子像左右御子 聖徳太子二王子像 天保八年寫。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。 3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について 近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。■『自殺潜水艦』矢野徹著。昭和42年雑誌「少年」3月号附録。敵味方問わず人命救助に精魂する米海軍潜水艦と日本軍の確執。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。六角紫水『新選 模様花のしをり』(全2冊揃)明治34年山田芸艸堂刊 彩色木版画譜 漆芸品文様集 漆工芸 漆芸。フィリピン共和国報道写真集/大本営陸軍報道部監修/昭和19年・10000部/フィリピン攻略戦・フィリピンの文化・フィリピン共和国建設へ。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。LL-4549 ■送料無料■ 的射之事 元禄6年 江戸時代 写本 興歳 花押 在銘 弓道 弓術伝書 武道 肉筆 和書 本 古本 古書 古文書 /くJYら。古書 徳川昭武 水戸烈公行実 徳川斉昭 水戸藩 和本。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。★0208明治期「建勲神社報祭行粧略図」1点/蘭斎藤原春敬/織田信長/京都/古書古文書/木版摺り。★0427和本江戸安政3年(1856)福岡灌漑用水写本「大石水道之記(生葉郡大石水道新溝畑田出来始之覚書写)」古書古文書。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。【文明開化 全4冊揃い(新聞篇・広告篇・雑誌篇・裁判篇)/宮武外骨・編】半狂堂(大正14・15年初版・和装本)。宮川正光編 藤波教忠序『松杉和歌集』万延元年跋刊 江戸時代和本 撰歌集 神道・神官・神祇官。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。 ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。『廣益文安年代記大成 完』嘉永5年 出雲寺万次郎他刊 江戸時代和本 日本史年代節用兼暦占い書 易占書 易書 世界地図/日本地図入 ベストセラーランキングです近くの売り場の商品カスタマーレビューオススメ度 4.6点 現在、5406件のレビューが投稿されています。 |
自筆「源氏物語」の「竹河(たけかわ)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。☆E0132和本明治13年(1880)写本「会津双桜記(石部桜由来記)」全1冊/古書古文書/手書き。その席で玉鬘(たまかずら)の姫君は薫の君が弾く和琴の音色がなき弟の柏木の音色に似ていることに気づく。滋賀秀三『中国家族法の原理』昭和51年 創文社刊。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。元政『本朝法華伝』(全3巻2冊揃)寛文元年版 平楽寺村上勘兵衛刊 日蓮宗資料 江戸時代和本(明治刷)仏教書 仏書。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。髙橋香樹(髙橋石人)『石人作蘭亭序』限定40部 1999年赤坂篆刻工房刊 印譜集 高橋香樹 高橋石人 書家 篆刻家。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。福田栄造編『銅版絵入懐中東京案内 二編』明治10年同盟舎出版刊 明治時代和本 銅版画挿絵多数。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。噫山本元帥/大本営海軍報道部推薦/昭和19年・10000部/米内光正・鈴木貫太郎・文/大東亜戦争海軍作戦記録画・藤田嗣治/山本元帥写真伝。また、各巻ごとの書かれた年については不明。稀少★新版 橋口五葉集 うすごろも浪花の女 (管理85294516)。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。版画誌 陸奥駒 第17号 全12葉 佐藤米次郎編 棟方志功 川上澄生 関野準一郎他。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。LL-4550 ■送料無料■ 弓箭礼法伝書 完 弓道 弓術 武道 絵入り 明治 大正 肉筆 写本 和書 本 古本 古書 古文書 /くJYら。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。【推薦!江戸期木版印刷 絵入多数】源平争乱記等検合戦国武将軍武者絵本浮世絵天皇仏教古書籍歌舞伎大日本歴史骨董品鎌倉幕府弁慶中国朝鮮。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。『日本文徳天皇実録』(全10巻10冊揃)寛政8年 出雲寺和泉掾 江戸時代和本 平安時代文徳天皇一代記 天皇史 漢文集 編年体。
出品した「源氏物語」は竹河(たけかわ)の内容の要旨
「竹河」(たけかわ)の巻は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。1951年 名家印選 明清 印譜 限定1000部 検索:印章 落款識 印款 金石篆刻 印存 朱印 篆印 雅印 支那 遊印 雅号印 金文 石鼓文 鐘鼎文 呉昌碩。その席で玉鬘(たまかずら)の姫君は薫の君が弾く和琴の音色がなき弟の柏木の音色に似ていることに気づく。保田光則『装詞打合図・脚結詞打合図』明治35年和歌嬌風会刊(宮城県仙台市)富士谷成章「あゆひ抄」関連。薫の君、蔵人少将と玉鬘(たまかずら)の二人の姫君のきらびやかな恋物語が描かれている
原本自筆上部に「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)玉鬘には美しい二人の姫君(大君・中の君)がいる。写本 墨妙道人誌『黒色之伝』安政2年 熊谷徳斎写 江戸時代和本 筆跡診断(書き文字性格診断)文字の書き方で吉凶を占う 易占書 占い。明石中宮という圧倒的な権力者の前に自分の立場が風前の灯であることを悟る。1932年 印譜 1070顆 古代中国 日本所蔵 朱印存 朱肉 印章 古璽 金石 篆刻 拓片 黄庭堅 石濤 書道 封泥 羅振玉 支那 呉昌碩 趙之謙 鄧石如。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」竹河(たけかわ)の巻》
「竹河」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。頼朝公御書 豊後國湯布院住人/新田法眼照義入道。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。蘭学の泰斗!/[藤林普山・蘭学逕・27丁完揃]/藤林淳道。漢詩文の落款が押捺されている。文人画家西田春耕旧蔵書(印譜多数)道元撰 慧印注 翼龍童編『首書傍解普勧座禅儀不能語』明治12年刊 明治時代和本 曹洞宗資料 仏教書。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。水の面に書きて 堀口大学著 長谷川潔装幀。「なにこと(何事)も、心もとなくをくれたる
こと(事)は物し給はぬ人なめり。菊池幽芳著 鏑木清方画「毒草」(合本全2冊)大正5-6年に大阪毎日新聞に掲載された連載小説切抜。う(四)月に女宮生れ給ひぬ。完品 高岡秀暢・伊藤昭編『ネパール百八観音木刻図像集』(全2冊揃)限定108部 木版画108枚入 ネパール仏教美術 仏画 チベット仏教。
(薫の君)「御息所(玉鬘の姫君・大君・今上天皇の妻)の箏のお琴の音は、
まだ不十分なところもあったのを、まったく上手にお仕込み申しあげあそばしたものだ。浅井了意『鎌倉北條九代記』(全12冊揃)秋田屋太右衛門他刊 江戸時代和本 延宝3年渋川清右衛門版 鎌倉時代・北条執権を記した歴史書。
ご器量もまた、じっさいお美しくいらっしゃるのであろう」
と今となっても源侍従(薫の君)はやはり心ひかれる。仙崖和尚捨小舟 聖福寺蔵版 非売品 明治初期と思われます。
《十七・冷泉院(前冷泉天皇)と大君の間に女宮が誕生、中の君尚侍となる》
四月に女宮がお生れになった。富士谷御杖『俳諧天爾波抄』(全6冊揃)文化4年刊 俳諧文法書 江戸時代和本 富士谷成章の子 国学者。
院(冷泉院・前冷泉天皇)には女一の宮がお一方いらっしゃったのだが、
まことに久しぶりのことであり、またおかわいくいらっしゃるので、
院(冷泉院・前冷泉天皇)は、たいそうご寵愛あそばす。虜愁記 直木賞 千葉治平。
備考・玉鬘の二人の姫君のうち大君(姉君)は冷泉院(前冷泉天皇)の妻となり、中の君(妹君)は今上天皇の妻となる。写本『大久保武蔵鐙 後編』(18巻5冊)文化2年 畑成富写(松本村)江戸時代和本 大久保彦左衛門 三河物語。八の宮の姫君・中の君はのちに、今上天皇の皇子・匂宮の妻となる。聖書講義Ⅰ~Ⅷ 全八巻揃 岩波書店 矢内原忠雄 送料無料。
《Bamboo River (竹河)》
She had a good touch both as soloist and as accompanist,
and indeed Kaoru thought her a lady with whom
it would be difficult to find fault.
He knew of course that she was very beautiful.
There were other such occasions.
He managed without seeming querulous or familiar to
let her know how she had disappointed him.
I have not heard how she replied.
In the Fourth Month she bore a princess.
It was not as happy an event as it would have been
had the Reizei emperor still been on the throne,
but the gifts from Yugiri and others were lavish.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
此机会既多,自然日接近,互相了。鈴木其一美人画幅 菁々其一 江戸琳派。
到了四月里,新皇妃分娩,生下一位皇女。並木舎五瓶(初代並木五瓶)著『誹諧通言』文化年間刊 江戸時代和本 洒落本 吉原遊郭ほか花街・遊郭・花魁・遊女に関係する語彙集。
自夕霧右大臣始,致送礼者甚多。馬術教範/帝国尚武会編纂・森隆著/明治45年/馬に就て/乗馬法・騎手の服装・乗馬の姿勢及び騎座・乗馬及び下馬/婦人乗馬法/調教/衛星一般。
左の写真が「源氏物語」竹河の巻の末尾(原本番号41-B)の押印。BB-4254 ■送料無料■ 正チャン文庫 ズク小僧 悪魔王退治他 読物 本 冊子 古本 古書 挿絵 大正 80g 印刷物 ●13冊 ●汚れ&破損有/くKAら。
冬姫は通称。宋拓 嶽麓寺碑 書道法帖 検索:泰山金剛経 支那 朱印譜 法書 金石篆刻 呉昌碩 原拓本 摩崖石刻 董其昌 黄庭堅 趙子昴 珂羅版 玻璃版 米元章。
上の篆書体は、「上楼空望往来船」(楼に上りて空しく望む、往来の船)の押印。流星の道 (歌集) 与謝野晶子。)
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。『進上 奥州白川日光筋 道中記』文政6年 政田屋源兵衛蔵板 江戸時代和本(畳物一舗)江戸時代の旅行資料。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。花之跡 俳書 蟹守編 文政改元年戊寅秋八月跋刋。
源氏物語「竹河」原本に記されております。1929年 本朝軍器考 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 刀剣 刀術 剣術 範士 兵書 傳書 戦陣 甲冑 鎧兜 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。近衛師團 小林捨造從軍日誌及行軍記健脚行軍記 明治27年~明治37年。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。董其昌 翰香館 拓本 法帖 経折本 検索:王右軍 柯羅版 玻璃版 支那 原拓片 北魏碑帖 法書道 印譜 漢籍善本 古墨拓 碑刻石瓦当 金石篆刻 唐本。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。1919年 鄭道昭 登雲峰山詩 朱印多 検:書法 碑帖 初拓本 拓片 原拓 漢碑刻 法帖 北魏碑 墓誌銘 支那 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本漢籍 石門頌。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。1923年 旧拓龍門二十品 検索:碑帖 拓本 墨拓片 原拓 漢碑刻 法帖 北魏碑 珂羅版 支那 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本 漢籍 王羲之 石門頌 神品。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。名臣言行録 前後集 合本3冊 宋朱晦菴先生 朱熹撰。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。池村鶴吉編『歌曲の花園』(全4冊揃)明治22年松陽堂 明治時代俗謡集「音曲博士」「義太夫佐和利集」「古今端唄大全」「東都々逸五百題」。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。土佐秀信画『増補仏像図彙』(2冊=巻2+巻5)寛政8年 上田卯兵衛他刊 江戸時代和本 仏教美術 仏画集。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。【流麗・繊細武者絵入 江戸期稀少古書籍2冊】繪本甲越戦談 合戦国武将軍木版画武田信玄上杉謙信川中島日本歴史侍仏教歌舞伎浮世絵天皇中国。山本燿也作畫。。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。伴信友(写) 伊勢貞丈『鳴弦蟇目考』享和3年 鳴弦(弦打)蟇目に関する考証書 江戸時代和本(写本)有職故実。幼名は多治丸。佐野蓬宇短冊 若草や… 佐野蓬宇。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。箋注倭名類聚抄・10冊/狩谷えきさい/明治16年/辞書研究史上の白眉・倭名類聚抄を底本とし各項目に和漢の古書を引用して考証を施したもの。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
不昧公 公卿 肉筆 保障 保証 真筆 真筆 親筆 古筆 本物保証 本物保障 室町 掛軸 掛け軸 自筆 天皇 茶道具 宗鑑 良寛 伝来 歌仙 極め 極札 極め札 鑑定